あと施工アンカー製品認証事業は、平成15年8月にスタートしました。
当初の認証製品は平成20年8月迄に「更新申請→再認証」を行います。
1)製品認証事業の目的について
「あと施工アンカー」は、建築物の接合や設備、機器の取り付け等に多種多様なかたちで使用されていますが、いうまでもなくその品質は、力学的性能や物理的性質に添った的確な仕様に基づいて製造され、かつ施工されることによってはじめて確保されるものです。
あと施工アンカー製品認証事業は、あと施工アンカー製品について、品質・性能試験成績証明書等品質性能に関する諸申請資料を、当協会の第三者機関である製品認証委員会が評価認証審査基準に基づいて審査し、それに拠って所定の品質性能が確保されていることを認証する事業であり、さらにこれによって認証された所定の品質性能が確保されたあと施工アンカーをとりまとめ、世上一般に広く公開することまでを事業ドメインに含めています。
認証されたあと施工アンカー製品が適正に供給され、もってわが国社会の良質な建築物の整備に貢献することを期待して実施するものです。
2)製品の品質性能確保体制について
①あと施工アンカーの品質性能確保体制は、当協会設立の直後に建設省(現:国土交通省)のご指導の下、関係学界・関係機関・団体から絶大なご協力とご参画を得て、制度化されましたが、その基軸は次の『あと施工アンカー審議委員会』とその下部に設置されている『あと施工アンカー製品認証委員会』から成っています。
○『あと施工アンカー審議委員会』〜安全性確保体制の整備.
委員長:岡田 恒男(財団法人日本建築防災協会理事長・東京大学名誉教授)
○『あと施工アンカー製品認証委員会』〜製品認証制度の実施要綱や
評価認証審査基準等の審議作成.
委員長:田中 礼治(東北工業大学教授)
②これらの委員会はいずれも、関係学界・関係機関・団体からのご協力とご参画を得た委員によっていわゆる『第三者機構的委員会』として編成され、かつ審議と運営がなされてきていますので、極めて厳正な品質性能確保体制となっています。
3)現在までの製品認証の進捗状況と今後の進め方など
①第一次申請 製品認証について
現在までに推進されてきた製品認証は、平成13年2月1日までに申請受付のあった19社の製品に関してであり、第三者的機構の製品認証委員会による審査が継続して鋭意、実施されました。
その結果、12社の申請製品の中で評価認証審査基準を満足している汎用製品についての審査が終了し、認証された製品は合計50形式428品種となりました。
これらは『あと施工アンカー認証製品一覧』として整理一括され、平成16年度5月に出版物になって広く発刊されています。
②その後の認証事業の展開について
イ.第一次申請分はその後も認証のための審査を継続し、平成18年5月1日からは「新しい認証受付」を開始し、平成19年12月末には累計約750品種の認証となりました。
ロ.更新申請
認証書の有効期限は5年間となっています。従って最初に平成15年8月8日に交付された認証書は平成20年8月7日に期限を迎えます。平成20年1月「更新申請」説明会を行い、期限までに書類提出のありました「更新申請」分について審査を行い、303品種の更新となりました。
その結果、20年12月末時点での製品認証は金属系アンカー:414品種、接着系アンカー:267品種、合計681品種となっています。
平成21年3月初めには「製品認証一覧」(改訂版)を発行する予定です。