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施工指針(案)第2版

安全なアンカー設計・施工の実現をめざしています。

はじめに

日本建築あと施工アンカー協会(以下、当協会)は、あと施工アンカーの品質及び設計・施工に関する調査研究及び技術開発を行い、その成果の普及を図ることにより、安全で良質な「あと施工アンカー」の供給に貢献し、もって国民生活の向上に寄与することを目的としています。

安全なアンカー施工の実現については、甚大な被害を出した阪神・淡路大震災以来、ひときわその社会的なニーズが大きくなっています。当協会ではこれに鑑み、いち早く安全施工方法に関するあと施工アンカーの施工指針の世上一般への公開、普及を目指して技術諸基準の明確化を図るとともに、耐震改修工事や同補強工事に関する施工のあり方が掘り下げて審議され、その結果が「あと施工アンカー施工指針(案)」としてとりまとめられました。この内容は、本協会が「あと施工アンカー施工士」の人材育成事業として実施している「一般技術講習」で使用している「あと施工アンカー技術講習テキスト」において、現在まで、その内容の洗練が重ねられてきました。

本施工指針(案)は2004年に松崎育弘先生(施工委員会委員長)のもとで川瀬清孝先生(施工指針WG主査)らが中心となって取り纏められたものですが、1995年1月に発生した阪神・淡路大震災以降に発生した震度7クラスの大きな地震、2011年3月に発生した東日本大震災、そして2012年12月に起こった笹子トンネルの天井板落下事故等により、「あと施工アンカー」に対する施工技術および安全性の確保のために、公共建築改修工事標準仕様書(国土交通省大臣官房営繕部)をはじめとした地方公共団体の改修工事標準仕様書、建築設備耐震設計・施工指針(日本建築センター)およびその他の関係団体における施工指針等で引用されています。

本施工指針2016年版は、2004年版施工指針(案)と現状で最新の技術講習テキストを参考に修正したものであり、特に、毎年更新されているテキストを重視して改定したものです。「接着系」と「金属系」の2つの指針に分割し、材料の規格や実作業者が認知しておくべき事柄等は付録とし、全体工事請負業者の範疇である現場試験法等は付属資料としました。本協会の製品認証されたあと施工アンカーを原則として使用するものとし、母材はコンクリートに限定し、それらに伴い製品認証時のコンクリート強度範囲や施工条件を考慮して施工指針を改定しました。認証されたアンカーを原則とすることに伴い、建築系のアンカーに限定することとし、太径のアンカーや注入式のものは除外し、接着系アンカーはカプセル方式のみに限定しました。さらに、あと施工アンカーの施工および施工責任者は本協会が認定した有資格者でなければならないこととしました。

本施工指針は、施工責任者や全体工事請負管理者(または監理者)を主として対象としていますが、あと施工アンカーの施工に携わる方々の有益な資料となれば幸いです。

2016年6月

一般社団法人日本建築あと施工アンカー協会
技術委員会委員長
中野克彦

施工指針(案)第2版 表紙

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